エグゼクティブを目指す人に共通する3つの思考法

利益率の高い会社へ転職している

転職後に収入が多くなり、その後もさらに年収が増えていく人は高収益体質の会社へ転職している。
これ当たり前の事なのだが、実はそれを実行しない人が多いから不思議だ。

ここでは一例として、高学歴で大企業に就職した若手が陥りやすい転職失敗事例をあげてみよう。

  1. 仕事に魅力を感じることができない
  2. やりがいを求めて転職を決意
  3. 赤字のベンチャー企業へ転職
  4. 前職より年収が1割アップ
  5. その後、3年間会社の業績は赤字のまま
  6. 企業が生き残る為に全社員の給料が4割カット
  7. 生活が苦しくなり再就職先を探す羽目に

この事例の最大の問題点は、会社の収益力と自分の給料のバランスを理解していない事。

でも実は大企業に勤めていると、会社の経営数字に対してどうしても鈍感になる。
大企業であれば経常利益が対前年比で50%減になろうが、給料に対して影響はない。
極端な話赤字が2~3年続いたとしても、基礎体力があるから社員の給料は従来通り支払われる。

ただし、中小企業の場合は違う。
特にベンチャー企業の場合は、社内に利益余剰金の蓄積などない。
赤字が続き、資本金を食いつぶせば即倒産だ。
だから会社を存続させる為に、人件費を大幅にカットせざるを得ない。

もう一度言う。
儲かってない会社は、社員へ高収入を持続的に払うことは出来ない。

変化を受け入れ、チャレンジしている

テクノロジーの変化

「製品の流行り廃りが速くなっているな!」と感じている人は多いだろう。

  • 20年前にリビングに鎮座していたのはブラウン管テレビだった
  • 10年前にiPhoneはなく、みんなガラケーで満足してた
  • 5年前はFacebookではなく、mixiで楽しんでた

分かりやすくデジタル業界の例を取り上げたが、エネルギー業界・自動車業界などあらゆる場面で似たような構図を目にする。

新しいサービスや価値観が登場すれば、当然消えていくモノがある。
斬新的な新企業が登場すると、今までその業界の頂点にいた企業が凋落していく。
自然の摂理ではないが、何か逆らえない力学が働いている事は間違いない。

このような変化の激しい時代に突入した今。
新しい事にチャレンジしな人は、間違いなく淘汰される側になる。
つまり一所懸命働いても、方向性がズレていたら高収入を得る事は難しい人になってしまう。

新しい仕事にチャレンジしないという事は、収入減のリスク要因となる。
リスクヘッジする為の唯一の処方箋は、リスクテイクする事だ!

経済の大勢を読み取り、未来の仮説を立てている

高収入を得る事を第一目的として転職先を選ぶなら、経済の仕組み&トレンドを理解しておく必要がある。
しかも現状判断だけでなく、10年後の未来予測も必須。

もちろん未来の事は誰にも判らない。
でも自分の頭で考えて仮説を立てる事が大事。

常に市場価値を意識しているエグゼクティブ層は、転職後も自分のキャリアを世の中のトレンドと見比べて、定点観測しながら年を重ねていく。
もしズレていると気がついたら、すぐに修正して再度仮説を練り直す。
そこまでアンテナを高く保っているから、チャンスが来たときにすぐに動ける。
その為の具体的ツールとして、ビズリーチを使ってみるのもいいだろう。

自分は経済音痴だと諦めてしまっている人や、世の中の大勢を読み取る気がない人は駄目だ。
いわゆる視野が狭い人は致命的。
これは理系も文系も関係なく全員に当てはまる法則。

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