転職直後の住宅ローン

まず知っておかなければならないのは、銀行が住宅ローンの融資条件を決定する要素には下記２大要素が加味されるという事。

①物件価値の審査

あなたが購入しようとしてる住宅（一戸建て・マンション）の資産価値です
新築の場合は市場価値が分かりやすいのですが・・・
中古物件の場合は実際の不動産価格と、銀行による査定価格に差が出る可能性が多々あります。

②住宅ローンを借りる人の審査

住宅ローンを借りる人に関する調査には、大きく２分類あります。
一つ目は、消費者金融の利用履歴・カーローンの残高・クレジットカードのリボ払い残高といった金融履歴の確認。
二つ目は、勤務先企業の安定性・社歴・年収といった信用調査。

上記に挙げた銀行側の住宅ローン融資基準を確認してみてもらえたらわかるように、転職したばかりで住宅ローン審査を受けると社歴部分がマイナスポイントになります。
銀行側からしてみると、転職後の職場で十分仕事が勤まる人物か否かを判断できないからです。

一般的には転職後３年程度経過すれば、社歴もクリアすると言われていますが・・・
ここの基準は銀行毎に異なるので一概には断定できないのです。

ただ、社歴を住宅ローン審査の基準として重きを置いていたのは、高度経済成長期の終身雇用が当たり前の時代に確立された評価制度。

グローバル化が進み、業界再編が目まぐるしい現在の企業環境では通用しなくなりつつあります。

その点を鋭く汲み取って、新しい住宅ローン審査基準で融資しているのが、新興のネット専業銀行ですね。
転職直後の人が不利にならないような住宅ローンの借り方について、詳細をまとめてあるコラムがあります。
以下を参考にしてみてください。

転職直後の住宅ローンの借り方