相談内容

仕事を辞めてから転職活動するのと、働きながらではどちらが有利ですか?

(28歳 研究職 女性)

【回答】

離職後に転職活動をする事について

≪メリット≫

将来について考える時間を十分に確保できる
採用を急いでいる企業の求人にも応募できる

≪デメリット≫

生活費を失業保険で賄えない場合は、貯蓄が目減りしてしまう
離職期間が長くなると社会不適合者ではないかと疑われる

忙しい人は在職中に転職活動準備だけしておく

重要なのは転職活動に取り組む精神状態。
これは個々人のおかれている立場によって千差万別だから、一概に在職中が良いとも離職後が良いともいえない。

毎晩深夜まで仕事をするのが常態化している職場に勤めている人は、今後の人生を決める為の十分な判断を下す事は出来ないでしょう。
十分な転職活動準備が取れない為に、似たような体質の会社へ入社してしまい、転職した意味がなかったと後悔する人も多いです。

超激務の職場で働いているサラリーマンに伝えているアドバイスは、職歴の棚卸しだけは実施するように伝えています。
さらに転職したい仕事を探す為に、求人募集をチェックして転職市場での自分の価値を探る事です。
離職後にすぐに職探しを始める準備を整えておく事が大事なのです。

お金の準備

自己都合退社の場合は生活費も考えておくべき。
失業手当は離職後4か月目にならないと振り込まれないので、最低でも3か月分の生活費を貯金しておく必要がある。

そして離職票を手に入れたらすぐにハローワークで雇用保険の手続きを開始する事。
申請しなければ失業手当の給付は始まらないので、これも在職中に自分でしっかり調べておくべき重要な事です。
https://www.hellowork.go.jp/insurance/insurance_guide.html



このページの先頭へ